三陸海岸を自転車で走ってきたよ②
それでは、1日目の自転車移動開始!
一日目の目的地は気仙沼です。
三陸海岸のアップダウンがやや心配ですがゴーッゴー!
ルートはこんな感じ。
★★おことわり★★
今回は震災による被害の写真が多数あります、
中には目を背けたくなる写真も多数掲載されています。
自己判断での閲覧をよろしくお願いします。
[GPSログ]
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JR釜石駅から出発です!
駅舎は津波による消失等は無かったもの2012年に改装されたそうです。
向かって右側が三陸鉄道の釜石駅です。
駅の隣には、おみやげ品等が揃う施設がありますよ。
走りだすと仮設店舗のが見えてきました。
失礼かもしれませんが、予想以上に普通であり、活気がありました。
その奥には、石応禅寺があり、桜は五分咲き。
それにしても、真新しいお墓がとても多いです。
そして、釜石市役所。
よくニュースででてましたよね、ここの階段まで津波が押し寄せる映像が。
来てみてわかりましたが、結構な高台にあるのです。
高台の避難場所から、釜石市街を眺めてみました。
そして、まだ手付かずの破壊され1,2Fあたりの窓ガラスがない建物が多数あります。
GIANTから寄付されたMTBでしょうかね。
このような震災な場合の移動手段には有効でしょうね。
津波で更地となった場所に真新しい商業施設が建っておりました。
このような光景は多数の場所で見受けられました。
さて、釜石市街地を抜けて走り出しますぞ!
っと思っていたら、三陸鉄道キットずっと号と遭遇しました。
キットいいことありそうな予感です。
桜がきれいです〜ここは満開ですね。
釜石大観音がみえてきます。綺麗で静かな三陸海岸がみえました。
でも早速のアップダウン開始です。。。。
このような看板が多数あり、ちょっと緊張感がでてきました。
瓦礫を固めているのでしょうかね。
ちょっと不気味な印象をうけました。
ここで、はじめてみました。津波到達区間の看板。
過去にここまで津波がきましたよっというの警告看板。
ここもそうですが、結構な山の上に設置されている場合が多いです。
この旅終始、津波の威力に圧倒され続けていました。
防波堤も壊され市街地もさら地となっています。
ここらあたりは、瓦礫は綺麗に片付けられていて、
場所によっては新たな建物が建てらてている場所が多数ありました。
釜石は復興しているぞ!っという印象をうけました。
それにしても、穏やかできれいな三陸海岸。
いつまでも、こうであってほしいですね。
ちょっと休憩していると!
なんと三陸鉄道が通過していきました。
それも!よくみるカラーリングのやつだ!
さすがに興奮しましたね。
大船渡市に入り、越喜来村までやってきました。
すべてを津波に流されてしまったそうです。でも今まさに復興を続けております。
そして、ちょうど僕が来た時は、三陸鉄道が全線運転再開をした時期でした。
桜も歓迎してる感じですね。
キットずっと号が、眺めのいい場所で停車してました。
恋し浜駅に到着。
この辺りは、ホタテがよく捕れるそうでホタテ貝の絵馬掛けがありました。
恋し浜駅駅からの眺め。とても綺麗です。
駐輪場まで戻ると、地元のおじいちゃんと話すこと30分。
どこから来てどこに行くのか、震災の話、色々おしえてくださりました。
最後にこの後の峠は厳しいぞ!っと脅してくれ出発です。
こころ旅みたくなってきましたね。
おじいちゃんの言うとおり厳しい峠でしたねぇ
上り→上り→ちょっと下り→上り→峠って感じなので相当体力が消耗しておりますが、
補給地点がなかなか出てこず!
ここを逃すと倒れるかもと思ったので、ここで昼ごはん!
ブルベと変わりませんが。。。でもお腹も空いていたのですっごい美味かった!
そして山を超えて、やって来ました大船渡市。
早速津波の被害があった建物が多数あります。
大船渡は大きな被害があった場所の一つですね。
これは大船渡商工会議所です。
津波によりドラゴンレール大船渡線も被災したため、
線路跡に作られたBRT(バス高速輸送システム)にて仮復旧していました。
陸前高田市に入りました。
遠くまでまっさらな大地が広がります。
やはり、陸前高田市は他の自治体に比べて被害がとても大きい印象です。
まったくのゼロになってしまった感じです。ここはもうこのままなのでしょうか。
そして、初めて見る看板。
看板を基準に前方、後方の津波による浸水区間を表した看板です。
後方3kmも津波が押し寄せたのですね。
え!!これは4Fまで津波がきたってことなのか?
そうであれば、考えるだけで恐ろしいです。
写真では伝わらないでしょうかね。
この場に立ってみて、やっと津波の大きさを把握できたかもしれません。
そして有名な奇跡の一本松。
この辺り周辺は大きな面積をかさ上げする工事をしている真っ最中とのこです。
暗くなってきましたので先を急ぎます。
家の基礎だけ残った住宅街が続きます。
写真では結構明るく写ってますが、実際はもっと暗いです。
それに街灯も破壊されたのかあまりなく、
道も陥没している箇所やガードレールなしの箇所も多数あるので、
夜間走行はかなりおすすめしません。
どうしても走る必要がある場合は強力なライトを複数用意することをおすすめします。
真っ暗となり心細く走っておりましたら懐かしいホームセンタが現れました。
東北にもあるのですね。
ビデオカメラの予備電池も最後の一個です。宿まで持ちそうですね。
っということで!
気仙沼、ホテル望洋とーちゃこ!!
ここのホテルは、高台にあるため、被害はあまりなく、復興作業の拠点となったそうです。
今でも工事関係者の方々が多いそうですね。
観光目的の僕なんかは迷惑になるかなっと思ったのですが、
スタッフの皆さんはとても親切&観光客大歓迎という印象でした。
受付の方にお勧めのご飯を食べれるところ聞きました。
是非ここへ行ってくれ!っと言うことだったので行くことにしました。
ホテルから気仙沼中心街に向かいます。街灯もあまりなく、方向感覚がわからなくなります。
そして、到着。
復興屋台村気仙沼横丁です。
たくさんの居酒屋や飲食店が入居しており、ここだけ賑やかな感じです。
まぐろ!
ここにしましょうかね。
まぐろ屋のまぐろ丼 1,480円
うまい!やすい!
それでは、散歩でもしてみましょうかね。
でもご覧のとおり、道が結構悪いため気をつけながら歩きました。
もう一つの仮設商店街の南町紫市場にきました。
お寿司屋さんもありますね。
ここは、こころ旅で寄っていたお店のような気がします。
散歩しながらゆっくり宿に帰ってきました。
明日のために電池達の充電とSDのバックアップです。
SDのバックアップシステムにラズベリーパイを使ったのは良かったですね。
タブレット持参よりも荷物少なく出来ました。
ちなみにHD画質で1日で90GBくらいでした。
ではおやすみなさい!!
走行距離:94.5 [km]
撮影日:2014年4月27日
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